福岡を訪問しました。訪問先は現地の私大だったのですが、せっかくの機会なので施工事例を訪問。
まずは渡辺通りの電気ビルの外構です。
ここは５×緑の仕様です。背の高いカゴを施工するのに随分苦労しました。側面のテイカカズラが覆うまで少し時間を要しましたが、まずまずの状態ではないでしょうか。
次に歩いてアクロス福岡に向かいます。
採用されたメーカーが書くと我田引水の誹りは免れないでしょうが、やはり素晴らしい、いや凄いの一言に尽きます。世界に誇る日本の建築物緑化と言っても全く差し支えない。
上階から地上を見下ろすと那珂川沿いのサクラが見事で、何度も見返してしまいます。良い季節に訪問しました。
沖縄の事、原発のこと、滅入ってしまうようなニュースが多いけど、日本人の中にはこういう凄いことができる人がいる。そう思うと力が湧いてきますね。
私も、だれかにそう思ってもらえる仕事を一つでもやってみたい。
一昨年夏に社屋の屋上庭園を施工させていただいた大協技研工業株式会社様から嬉しい写真が届きました。
夏に向かって緑濃くなる屋上に、なんとカルガモがやって来た、というのです。
同社の専務様から送って頂いた写真がこれです。
昨年納品したDグラフォート千里中央を視察。
白井隆さん（白井隆庭園都市計画事務所）の造園設計。
この仕事、今年の大阪府主催の「大阪優良緑化賞」において「府知事賞」を受賞した。
ここでの私の仕事は植栽基盤（アクアソイル工法）のディテイル提案。
今年の酷暑も乗り切って、良好な状態とのことで、現場を見るのが楽しみだった。
受付をすませてマンション内に入る。
大阪出張。千里中央プロジェクトで打ち合わせ。既に施工が始まっている。植栽はこれからだけど、既によい仕上がりになりそうな予感。グリーンプラザさん、ありがとうございます。
詰所で打ち合わせをしているとき、ふと外を眺めると街路樹の一部が西日が差したように光っている。はて、外は雨だけど...。と見に行ってみると、外灯が葉の一部にあたって光っている。一人感激していると、脇で一服している職人が怪訝そうな顔をしている。俺が変なのかな？
戦争という、とほうもない破壊をもたらす人間が、他の場所ではこんなにも、神のみわざにひとしい偉業をなしとげることができるとは。（「木を植えた男」ジャン・ジオノ原作 寺岡襄訳 より）
夕暮れ時。天神岳は威厳さえ感じさせる。屋上緑化は人間にがやれる最も効果的な自然回復だ、そう思い込む、いやそうに違いない。
最近のコメント