いつも大変お世話になります。
昨秋「社長tv.」というサイトにご縁をいただき、自分の仕事に対する考え方を語る機会を得ました。
以前から「イケガミはもう少し仕事の内容をアピールしたらいいんじゃない?」という声を度々お聞きしましたので、一念発起、今まで表立って語らなかったエピソードや思いを折り込みました。
取材をされたのが昨年の夏頃。
2012年に難易度の高い仕事を完成させ、2013年には茅ヶ崎学園フィートリッヂ緑が丘保育園の草屋根をやり遂げ、少し気持ちが高揚していたこともあり、話の中で「日本一」という言葉で自らの会社を表現しました。
今もその思いは変わりませんが、今年の春頃から「おい、それでいいのか?」というもう一人の自分の声が聞こえてきました。
「日本一、はいいけどさ、もっと語るべきことがあるんじゃない?」そんな風にも聞こえます。
「もっと語るべきこと」は何なのか?
その答えは、様々な方々(クライアント、設計者、工務店の社長、サプライヤの担当者、植木生産者、そして職方のみなさん)との会話に、潜んでいました。
一言で言えば、感謝です。
そして、これが基本だ、この気持ちをどうにか表現しないと、という思いが日々強くなりました。
50歳を間近にして、この程度の気づきか、と自分でも恥ずかしいのですが、そこはそれ、気付いたのだから変えよう、ということで、弊社のWebアドバイザーである池上貴文氏とも相談の上、早々にトップページを変更しました。
(氏は岐阜県の萩原町に潜む凄腕デザイナー。従兄弟にこういう人がいると、心強いですね。彼にも感謝。)
スモールビジネスにおいては「何をするか」より「誰がするか」に重きがおかれる、と感じています。
吹けば飛ぶような小さな会社。その小さな会社と、私どもをを信じて、仕事を任せてくださる皆さんに喜んでいただけるようになります。
あらためて、ありがとうございます。
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