14歳の時、腕の怪我で長期入院しました。
当然入院期間中とリハビリ期間中は大好きなバスケットボールも出来ず、チームメイトからは置いてけぼり。
そんな私を心配してくれたのか、普段付き合いのない友人が体力回復のために、とランニングに誘ってくれました。
数日走っているうちに、慣れてきたので、足に4kgの鉛を巻くようになりました。
4kgのウェイト、14歳にはちょっとハードだったように思いますが、そういうことがカッコいいと思う年頃でしたね。
夏休み最後の日、鉛を外してタイムトライアル。
友人のストップウォッチは10分55秒を指していました。3km+αのコースです。
時を経て今年。
初春の親子バスケットボール大会で膝を痛め、段差の上り下りも「イタタ…」と不自由する状態。
急斜面の現場では、半人工扱い...。
これじゃ完全にロコモティブシンドローム予備軍じゃあ、とリハビリを決意。
眠っていたノルディックウォーク用のポールを引っ張りだし、膝と相談しながらウォーキング、次第にランニングを取り混ぜ、今度は両足に1kgのウェイトを巻いて、何とか走れるようにまで回復しました。
それで、当時のコースをトレースしてみようと、タイムを計ったところ…。
16分...。
+34歳、+10kgでは致し方ないところでしょうか...。
point of no return:「回復不能点」「不可逆点」
さて、48歳のオッサンは今、可逆点にいるのか、はたまた不可逆点にいるのか?
戻れないとしても、どこまで戻れるのか?
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