草屋根は大屋根、小屋根、場所を問わず施工ができます。大屋根は周囲から見たときの見栄えがよく、逆に低い屋根は、住まう人自身と、周囲の人も楽しませてくれます。
写真は「すずかけ台の家」の草屋根施工風景です。玄関脇の作業室の屋根を草屋根化しました。
まず、周囲に土留めを設置し、耐圧透水通気板を敷設します。耐圧透水通気板は溝板の芯に敷設し、通気排水を確保します。
透水通気シートを敷設し、アクアソイルが流出するのを防ぎます。
アクアソイルを敷設します。
ノシバを貼って完成です。
全体を見た写真です。きりっとした外観に草屋根がよく似合ってます。大屋根の月見台と草屋根のバランスも素敵です。
写真は草刈りの後に撮影されたようです。程よく緑色が浅いのも、壁の色に合っていて、自然な感じがします。
草屋根は、ほんの少しのスペースでも、全体の雰囲気を柔らかくしてくれます。コンパクトな作業室の断熱にも貢献していることでしょう。
すずかけ台の家/設計:U設計室/構造:木造
草屋根施工:株式会社イケガミ
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