千葉のW邸の草屋根工事が始まりました。設計は名古屋の矢田義典さん。以前豊田市で作った草屋根がご縁で、東京での仕事に参加させていただいています。
今日は下準備なので寺島君(通称寺ちゃん、そのままか...)と二人の作業。
それにしても暑い、というか熱い。
作業開始から10分程でめまいと若干の頭痛が...。昨晩親父と短時間で流し込んだ焼酎ロック4杯の影響もありそうだけど、ここでへばっては職人の手前格好がつかないので、作業を継続。「熱中症」の三文字が頭をよぎるが、そんなこと行っていられるかあ!と気合いで作業をしていたらしばらしくして身体が慣れたようで、何ともなくなった。
屋根が白色なのでいくらか温度は低いとはいえ、昼過ぎには屋根の表面温度は40℃を越えて42℃。もう反射温度計で図る必要もないのだけど、一応測定。暑さを、いや熱さか?もうどっちでもいいや。とにかく過酷な環境を数値でも確認する。
向かいの黒い屋根を見ると、53℃。白色万歳!。これから東京の家は皆白にしたらどうかと思う。
枠を装着し、下地の排水材を敷設して本日の作業は終了。
帰りにガリガリ君の梨味を買ってサクサク食べる。
よく「冷たい物を取りすぎるとよくありません」とか「ペットボトル症候群」というお話を聞きますが、仲間の大工さんが「ああゆうのは室内で働いている人が心配することで、俺たちみたいに外でヒイヒイ言いながら仕事をしている人たちは、冷たいもの口にしないと倒れちゃうよ!」と言っていた。40℃とか50℃とか、そういう環境で働いている人は、とにかく冷たいものを口にしたいのだ。
一日頑張って身も心もスッキリ。月曜日にまた頑張ろう。
39℃の岐阜からの帰り、数あるアイスの中から選んだのがガリガリ君の梨味でした。味はさておき、かき氷万歳です。
炎天下での作業、お気をつけて。
投稿情報: さいのじ | 2011年7 月19日 (火) 19:49