ところで、今回の仕事は前回もお話したように株式会社フナトさんの元での作業となります。
フナトさんの本業は塗装と防水。今回は屋根の漏水の補修や手摺の塗装をされています。
そこで問題になったのが、竣工当初地植えされ、いまや2Fのパーゴラまで届くテイカカズラとカロライナジャスミン。(画像の右側、建物に這い上がっている)
手摺に絡んでいて塗装ができないので、2Fのフロアレベルで一旦カットして欲しい、という要望。
しかし、ここまで折角伸びたのに、切ってしまうのは忍びない。
しかも世田谷区は「世田谷みどり33」という宣言をしています。「ここはひとつ、多少塗装がし難くても、植物を残したいですね。」と進言したものの、難しいかな、と思っていたらいやいや何の。
「そこまで言って下さるなら、残しましょう。」という区役所の方の決断により、テイカとカロライナジャスミンはそのままの状態を維持されることになりました。
そこで、手摺に絡んだ植物を丁寧に外して、塗装がしやすいように作業します。
「そんなの当たり前じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、ありそうでない、話です。
さすが、「世田谷みどり33」
最近のコメント