「みちのくショートトリップ by HYBRID CAR」、「みちのくショートトリップ part2」でご紹介の伊達市中山邸の施工が終わりました。
前回、前々回もご紹介の通り、中山さんは中山建築研究所を主宰する建築家。
さぞや細かい注文があるかと思いきや、「お任せしますから一番いいようにしてください」と最もプレッシャーのかかる一言を合図に施工がスタート。
まずは枠組み。今回は方流れの屋根のため、標準仕様にプラスして金具を活用。
さらに耐圧透水通気板と透水通気シートを敷設。
斜面なのでアクアソイルがこぼれないように慎重に客土する。
芝貼り、仕上げ。
こう書いてしまうと、如何にも簡単に思えるけど、4寸勾配(22度位)の勾配屋根の上で、正確に作業をするのは容易ではない。はっきり言ってつらい作業だ。
興味を持って一緒に取り組んでくれる仲間の存在、言葉で言い尽くせないほどありがたい。
草屋根が完成した後、中山さん一家がルーフテラスに集合して、草屋根を見学。
ご子息の「なんで屋根に草が生えてるの?」という素朴な疑問が可愛らしく、ちょっと嬉しい。
地上に降りて、幸せそうな一家と草屋根を眺めていたら、見ている自分たちも幸せな気分になってきた。
皆満足そうに現場を引き上げる。
天候にも恵まれ、けが人もなく、順調に工事を終える事ができました。
みんな、ありがとう。
みちのくで最初の草屋根を依頼してくださった中山さん、これからも色々教えてください。
本当に、本当にありがとうございました。
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