ご覧のような壁面、よく見かけるものです。老人保健施設の敷地内に新しい建物が増築されるので、緑化面積を確保する必要が生じました。
間知石面を地上から4mほど緑化するために斜面に金網のパネルを貼り、下部につる性植物を植栽します。テイカカズラ、ヤマホロシ、ヤマフジなど。それだけでは面白くないので、潅木類を20種類ほど、高木類を10種類程度植栽しました。最初はまばらな緑ですが...。
1年目、2年目と徐々に緑のボリュームが出てきて、最近では一番下の画像の様になりました。目論見通り壁面を植物が覆いはじめています。
以前もお伝えしましたが、ここは入所者が最初に施設を見る場所なので、とても大切な場所です。(「終の棲家の屋上庭園」参照)
壁面緑化に限らず、緑を植えるたら成長を見守る余裕も必要ですね。施工後あっという間に現れる緑の壁も悪くないのでしょうが、効率を追求するなら 他の手段を探したほうがよいのではないかと...。
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