今回は番外編として、20年来の知り合いであり、建築家でもある羽場太郎さんから頂いたメールを本人の許可を得て掲載させていただきます。羽場さんは今夏建築を巡るヨーロッパ旅行に行かれたそうです。以下頂戴したメールです。
今回の旅で思い知らされたのですが、名建築(ロマネスクの教会からモダン住宅まで)には必ず「この位置だ」という場所に立派な樹木がありました!
建てる前からあった樹木を避けながら建築が建っている場合と、建てた建築の一部として十分考えられた位置に意図的に樹木を植える場合に一貫していたのは、植物が建築を、建築が植物を引き立て合っているということです。
添付したのはスイス・レマン湖畔に立つル・コルビジエの両親の為に建てた小さな家です。
「木がいいね~」「芝生の位置がいいね~」と独り言を連呼してしまいました。
TALO一級建築事務所 羽場太郎(はば・たろう)
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