空から森が見える日まで

草屋根 施工中

小田原にて。まもなく完成します。建築にマッチさせるのに端部の納まりを工夫しています。小規模ですが、手のかかる、楽しい仕事です。

久しぶりに屋根を見下ろして...

だいぶ緑になりました。以前と比べると格段に緑地面積が増えてます。一通り花も咲き終わって、更にノシバが伸びるのを待つばかり。一部茶色に見えるのは枯れたノシバの隙間にトップソイル詰めて補修した後です。そのうち気にならなくなるでしょう。

例えばこのあたり一体が草屋根になったら、もっと風景が変わるんでしょうね。

草屋根ブログ「草屋根の毎日」

草屋根のトピックをお知らせするブログを開設しました。

「草屋根の毎日」

http://aqasoil.weblogs.jp/kusayane/

です。

若き日の...

東京芸大の六角鬼丈研究室より、男女含めて3名の学生さんが来社。茨城で取り組むプロジェクトでの植物の育成についてのご相談。

六角さんといえば、富山県立山町の「まんだら遊園」の屋上植栽にアクアソイル工法を採用していただいたことが懐かしい。10年以上前のことです...。（下の画像は施工中の様子）

仕事を始めて最初の大きな仕事でしたから、随分気合を入れて取り組んだ覚えがあります。

現場に時々現われるオーバーオールにMA-1タイプのジャケットの方がいました。ペンキを塗ったり、凡そ設計者らしからぬ風体でした（失礼！）ので、全く気が付きませんでしたが、後からお聞きしたらその方が六角鬼丈さんでした。既に著名な方でしたが、偉ぶったところがなくて、良い感じの方でした。

で、学生さん3名。「芸大」の学生さんともなれば...、と少々気構えてお迎えしましたが、こちらも程よくプレーンでな雰囲気の方で、打ち解けすぎて余計なことを話はしなかったか心配しています。

お三方、屋根が緑になったらまた遊びに来てください。

forward spring 早い春...

真冬だというのに、暖かい日が続きます。春を待つ...、というよりゆっくり訪れて欲しい、そんな気もします。何年か前、あれは三鷹の草屋根を施工していたから、2003年のことだと思いますが、桜が早く咲いた春がありました。屋根の上からあっという間に咲いて、入学式の頃には散ってしまいました。今年もあんな風になるのでしょうか。

クサボケが可愛い花を二つか三つフライング気味に咲かせると、ロウバイが春の賑やかさの予感を運んで、梅がほころんで、、そのうちハナモモの花が咲いて、サクラ...、そうこうしているうちに落葉樹が新芽を吹いて、どんどん緑が濃くなって、ヤマブキやらウツギやら...、やがて梅雨を越えて夏がやってくる...。

文字にすると数行のことですが、春から初夏は生命の息吹を一番強く感じる季節だから、ゆっくり、じっくり楽しみたいですね。

ご無沙汰してます

このブログを開設して以来始めてといってよいくらいの時間が空いてしまいました。草屋根の進捗状況を楽しみにして下さっていた方、申し訳ありません。

実は11月21日の深夜、事務所前の道路で行われていた下水道工事が原因で、事務所が浸水してしまい、昨日までこの復旧に追われていました。

事故直後の状況は以下のような様子です。

 

この間、事務所機能が麻痺してしまい、ブログ、HPの更新が手薄になってしまいました。申し訳ありません。

事故のことも含めて、明日あたりから最近の動向をご報告申し上げます。

まずはご挨拶まで...。

http://www.aqasoil.co.jp