以前FBなどでお知らせした岩手県陸前高田市の今泉天満宮の大杉のその後の報告です。
樹齢700年とも言われる大杉は、人間で言えば相当の高齢。
津波で潮をかぶってしまった上、元々ついていた虫のせいもあり、アクアソイルを使って考えられる限りの処置をしましたが、奮闘の甲斐なく、枯れてしまった、と思われていました。
今泉天満宮の宮司さんからは「一所懸命やってもらって、それだけでありがたい」と感謝の言葉を頂戴したものの、やはり残念なことには変わりありません。
ただ一つ、残った希望は、一昨年あたり大杉の根元から生えていた小さな杉。
どうやら枯れたと思われていた大杉が残った体力で生やしたものと思われますが、それも大杉全体が受けたダメージを想像すると、いずれ枯れてしまうのではないか?そのように考えられていました。
ところがです。
今日、驚くべき写真が届きました。
枯れていたと思われていた大杉の根元から、11本の小さな杉が生えているのです。
「神代大杉が、子杉に姿を変えて復活した」とは会長のコメントです。
画像を見た途端、事務所で歓声が上がりました。
本当に嬉しいです。
応援して下さった皆さん、ありがとうございます。
これは本当に、本当に、すごいことです。
おめでとうございます。
仕事冥利に尽きますね。
何よりもうれしいことでしょう。
世代を超えて見守っていきたいですね。
投稿情報: 園木 | 2013年12 月 8日 (日) 20:30