色々なところでご説明していますが、アクアソイル工法で造られた屋上庭園には自動潅水システムが設置されていない場合が殆どです。
こう説明すると「いやあ、嘘でしょ!」と(特に他メーカーの方が)言う方が多いのですが、正真正銘潅水システムはありません。因にこの屋上庭園の土厚は250mm位です。
今日も訪問の際に施設の方に「水は撒いてますか?」とお尋ねしたところ「水は撒かない方がいいと言われているので、撒いていません」ときっぱり。つまり雨水だけで、人工的な散水は一切行っていないということです。
勿論草屋根のように厚みがない場合は散水が必要になります。
しかし一定以上の厚みがあれば、雨水を精一杯生かして、人工的な潅水を減らす、もしくはゼロにすることが可能です。
酷く暑い夏、ヒヤヒヤしながらもアクアソイル工法の保水性を信じます。クライアントはもっとヒヤヒヤすることでしょうが、「君が水を撒くなと言ったから一度も水は撒いてないぞ」と言われたこともあります。
信じるか信じないか、の話ですが、この目と耳で確かめた本当の話です。
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