渋谷某シアターで急遽設置することとなった植栽枡にかんばつ材を使用することになり、そのご挨拶と現場視察に伺いました。
親方はM氏。多岐にわたる職種に精通し、豊富な経験を持つM氏。イベント系の建築の例に漏れず厳しく不安定なスケジュールの中、更に驚くような納期を要求されているようです。
しかしご本人はいたって陽気に、「いやぁ、困っちゃったよ。何にもできなくて。」と笑いながらかんばつ材を加工。(勿論作業中は真剣な眼差しです)
踏んだ場数がこの余裕をもたらすのか、心配事を笑顔で隠しているのか、若輩の私には読みきれませんが、「どんなときでも明るい笑顔」の大切さを教えていただきました。
イベント系の植栽なので、いずれは撤去されるか、移動されるもののようですが、多くの人の目に触れるものだからこそ、ちょっと面白ディテイルで緑を魅せることができたら、環境に対する意識も少しづつ高まっていくのでしょう。(下は施工中のワンカット)
最近のコメント